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東京１１Ｒ府中牝馬ステークス
レース名こそ府中牝馬ステークスではあるが、実質的には昨年まで行われていたマーメイドＳが生まれ変わったもの。従来のマーメイドＳといえば、関西圏で行われていたため関東馬の出走は決して多くなかったが、東京開催になったことで東西比はイーブンに。一方、格上挑戦でのエントリーが数頭いるのは、マーメイドＳ時代の傾向と変わらず。
メンバー的には、オープンや重賞でコンスタントに上位へ食い込んでいる馬が決して多くはない。重賞勝ち馬もいるものの、近走では結果が振るわない馬も多数、マーメイドＳの歴史と同様に、好配当決着もあり得るのではないか。舞台が替わったことを活かせる陣営にも注目だ。
府中牝馬Ｓ 軸馬公開
２勝クラスを突破したばかり。それでも自己条件と天秤に掛けた上で、格上挑戦を承知で挑んできた。過去には重賞で好走したことがあり、軽ハンデとなれば、むしろ軽いくらいだが、課題は折り合い面。継続騎乗のジョッキーも「コントロールが難しい」と認めている。調教師は「前走でスローペースを経験したことが活きると思う」との見解だ。
さらに「格上挑戦だけど、以前に一緒に走っていた相手もいるように、大きな差はないはず。気持ちの問題も教えつつ、段階は踏めている」とのこと。折り合いという自分との闘いを克服すればタイトルに近づけるだろう。
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